<%CollapsedContents()%>
先日、ショック症状から自力回復した黒白ちゃんでしたが、今朝ごはんをあげようとケージを開けると、今度は吐いた状態で昏倒していました。
しかしもうG.W.に入ってしまっているため、かかりつけの動物病院はどこも連絡がとれません。ネットで色々あたったところ、祝日も普通に開いていて評判のいい動物病院を見つけることが出来、黒白ちゃんを連れて駆け込みました。
てっきり同じショック症状によるダウンだと思っていたのですが、先生の言うことにはこれは「脳の疾患による痙攣、人で言う"てんかん"」だというではありませんか!
とにかくまずは睡眠薬を使用して脳を休ませて意識の回復を待つしかない、とのこと。原因としては先天性のものが一番考えられるが、ウイルスや細菌という可能性もないわけではなく、検査をしてみないとわからないとの事であったため、とりあえず預かっていただいて、夕方また様子を見る事にしました。
ところが家に帰ってみると、今度は焦茶ちゃんが吐くではありませんか!!黒白ちゃんのように痙攣はしないものの、元気のない様子。水分を取らなくてはとあげたミルクも少量飲んで落ち着いた後に、また吐いてしまう。しかしその吐いたモノの中に「回虫」が!
これは黒白ちゃんもそうなのかもしれないと、今度は焦茶と灰色(念のため)をつれて再度病院へ。
しかし先生の言うには回虫で脳にいたるのはごくまれなケースでほとんどないとのこと…。
黒白ちゃんは血液検査の結果としてアンモニア濃度が今まで見たことがないほど高く、肝臓がきちんと機能していないが故の「肝性脳炎」だろうという診断でした。
『脳に先天性の病気があるわけではなく、肝臓が機能しないもしくは「小さい」ことにより、血中のアンモニア濃度が高まり、脳が異常を起こしている。だからひとまず点滴によってアンモニア濃度が正常値まで下げることができれば意識は取り戻せるだろうけども、ここまで異常値だと正常値に下がるまでに脳へ影響がでないかどうかは何とも言えないし、今日明日で回復する状態ではないだろう。』
という先生のお話でした。
難しい状態ではありますが、「治療方針がある」という事は希望でもあると思います。そう考えながら今日は黒白ちゃんを病院に預けてきました。
(右クリックからショートカットのコピーを選択)